TED talk 1人の女性の怒りには何世代分もの知恵がある
話者は自身の友人が郵便局で男性にまるでものを扱うかのようにどかされたことなどから、怒りについて話しています。
何世代もの男性たちが、同意を得ることなく女性の身体を好きにしてきたこと自体に繋がりを感じ、怒りが出現するのです。
女性はずっと、自分の方が物知りだと思っている男性の所有物にされてきました。
それでいてその怒りをあらわにすることができませんでした。
女性は怒ってはいけないとされているからです。
憤りや苛立ち・激しい怒りに直接向き合うことも表現することも許されなかった背景が、今の女性の感じる怒りに繋がっています。
女性は自身の怒りを認識し表現し、発信することが必要です。
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男女平等が言われて大分経つように思っていましたし、私自身はそこまで男女差について感じる出来事もなかったのですが、根強い部分では残っているものなのだということを知るきっかけとなりました。
所有物としての女性という捉え方は一世代上のもの、今は尊重し合い機会もだいぶ均等に与えられていると感じるのは、私が生きている世界の狭さかもしれませんし、そもそも私がミレニアム世代と呼ばれる世代だからかもしれません。
一方でその中でも多少の男女差を感じる出来事はありますし、真に男女平等な社会を実現するには乗り越えなくてはいけない課題も社会的に大きいのだろうとも感じています。
「男だから」「女だから」よりも、これがやりたいから、こういう生き方がしたいから、ということに重点を置いて、役割に当てはめずにお互いを尊重できる状態が社会的に一般的になると縛られる人も減り生きやすい世の中に近づけるのでしょう。
新しい傘
昨日、とても可愛い傘を買ったので載せます。
数週間前の風が強い日に、数年使っていたシンデレラの柄の長傘が折れてしまい、新しい傘を探していました。
ロフトやプラザも見たのですがなかなか思うようなものがなく、傘専門店でこちらの傘を見つけました。
元々探していたのはジャンプ傘だったのですが、それでも不満なく買ってしまうくらいの可愛さを持っている傘です。
こちらはジャンプ傘ではなく自分でスライドして開閉しなければいけない傘ですが、操作部分はプラスチックで保護されていて指を傷めることはありません。
特徴としては
- ふんわりとした丸みを帯びたシルエット
- 全体にはりめぐらされたスカラップ
- 留め具部分にあしらわれたリボン
これらが挙げられます。
デザインを見たときにpink trickっぽいなとは思ったのですが、やっぱりそうでした。
まだ使用していないですが、次の雨の日が楽しみです。
TED talk 適切な目標が成功の秘訣である理由
今回のお話は正しい理由による正しい目標の話です。
目標と主要成果(Objectives & Key Results)が目標には必要で、目標は方向を定め主要成果は測定可能なものにする必要があるといいます。
目標は成し遂げたいと思うことで、主要成果はそれをどう実施するか、「何を」「どのように」行うかが問題になります。
殆どの組織は、チームを鼓舞するような目的意識を欠いています。
優れたチームは、志と情熱と目的を上手く組み合わせることで、明解で説得力のある理由を持っています。
適切な目標は重要で行動志向で鼓舞されるようなものです。
目標に大切な要素は「重要」「具体的」「行動志向」「鼓舞されるもの」の4点です。
成果は具体的で期限付き、積極的ながら現実的、計測や検証が可能なものであることが求められます。
自分の人生についても、自分が価値を置くもの、目標、主要成果を書き出すことが必要です。
本当に重要なことが測れさえするならば、これはビジネスシーンのみならず家庭でも学校でも用いることができます。
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「何を知っているかはあまり問題ではない。肝心なのは実行だ」
「なぜやるのか、という強い思いが目標に向けた発射台になる」
「いったい何を成し遂げたいのか」
「注意深く正しい目標を選び何年もそれを追い続けている」
「本当に重要なのはその器に注ぎ込む理由です、自分の仕事をなぜするのかということです」
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目標設定について考え直せる良いお話でした。
早速自分でも色々考えてやってみたいと思います。
これまで数値目標が大切だと言われることも多かったのですが、やっとその意図が理解できました。
自分が価値を置くもの:生きやすさ、ディズニー、ガーリー、他者評価
目標:生きやすくなるための何かを形にする、ディズニーとコラボして何かを形にできる自分になる
主要成果:現時点では不可。仕事復帰後、自分の考え方の癖を矯正、その後専門知識を学んで土台をつくる。
まだ言葉にするのは憚られるようなことばかりではありますが、書くだけならタダなので書いておきます。
人生の舵取りをしっかりできる自分でありたいと思います。
リラックまん
この前思い立って探しに行ってきました。
ローソンで売っている期間限定中華まんで、中身はチョコレートです。
9月下旬から販売していることは知っていたのですが、一昨日近所で探したら6軒まわっても見つからず、昨日都内で見つけました。
お店によって入荷個数が決まっているようで、もう既に終売しているところも多いそうです。
顔は少し歪んでしまいましたが、可愛くおいしいリラックまんでした。
TED talk Let's protect the oceans like national parks
(今日は日本語訳のないちょっとチャレンジングなバージョンです)
ナショナルパークは1872年のイエローストーンから始まりました。
その後、ナチュラリストから影響を受けたルーズベルト大統領は、たくさんのナショナルパークを創りました。
しかしそれらは創られて10年以内に負債となってしまいます。
それを受けて再生を図ったため、現在のナショナルパークは存在しているのです。
ですが海に関しては置き去りにされてきました。
環境問題が起きた後、国は対策として海の保護エリアを国中に作りました。
それでも今また、問題がたくさん出てきており、それに関して活動している人がたくさんいます。
今やすべての人が地球上の自然を守る役割を担っています。
政府主導の自然を守る動きを待つだけではなく、私たち自身が自然を守るために行動することが求められているのです。
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海と山というと自然を代表する二大要素のように思いますが、身近で手の届く山と未知で生活領域ではない海とだと、やはり山に目が行きがちなのでしょう。
比較的早くに自然保護対策がとられた山と違い、海は対策が遅れたために問題がたくさん表出しています。
それを身近なものにするために、海を知るという意味合いで海中探索のようなVRが発明されたり、海の中の様子をロボットで撮影したり、ということが行われているようです。
「知る」ということは守る前の一歩だと思うので、まず知るためのツールを創ることはとても有効なことなのだと思います。
自然と共存して100年後200年後の未来に繋げられるように、今できることを皆が考えていけるような環境ができたらいいですね。
私自身環境に関して何かできることというのはぱっとは思いつかないですが、ゴミを海に捨てないとかそんな当たり前のことでも少しは役に立つと思いながら行動していきたいです。
TED talk こどもに学ぶ 明るい未来の作り方
フリーランス保育士の話者は、どんなものもひとつひとつ違う形を持っていて、それは人間にもあてはまると子供たちとの対話から気が付きました。
その経験から、園に属す保育士としてではなく、子供にとっていい環境をつくるための保育士になるため、現在のフリーランス保育士という形を選択しました。
子供は大人を良く見ていていますが、大人の多くは忙しく、心が疲れている状態です。
その大人たちの疲弊は、子供たちに伝わってしまいます。
そのため、子供だけではなくその隣にいる大人も笑顔にしたいと思っています。
大人は、理想に近づこう・完璧にしようと頑張り、自分を置き去りにしているために笑顔になれません。
子供たちのできることとできないことを支えあって暮らしている姿に、大人は学ぶことがあるでしょう。
自分の形を知り受け入れることで、目の前の人の形が見えてきます。
そうすることで他人と長所短所を活かしあえるようになります。
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「子供は私達大人の鏡」
「子供はないものを欲しがるのではなく、あるものに目を向け喜び楽しんでいる」
「人はプラスマイナスゼロ」
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今回、初めて日本語のTEDを視聴しました。
最近自己受容について学ぶことが多いのですが、これもその一部として受け入れやすいお話でした。
人にはみんなできること・できないことがあるから、無理してその隙間を埋めようとするよりもできることで活躍してできないことは助けてもらう、それができたら幸せな状態に近づけるのでしょう。
役割に枠をつけて、それを完璧にやろうとすることに躍起になるより、できないことを上手く頼れる、他の得意なところで相手の苦手を補える、そんな関係性をつくれていけたら良いなと思います。
TED talk 役立たずなものを作る理由
話者は何か問題を見つけると、解決法として直接役には立たないものを発明しています。
例えば歯磨きは退屈だから代わりにやってくれる装置があったらどうかとか、散髪するドローンとか、朝頭を叩いて起こす装置だとか、野菜を切るマシーンなどです。
自らの経験から失敗を恐れていた話者は、成功が100%になる方法として、成功させようとするのではなく失敗するだろうものをつくることにしました。
そのことで期待をプレッシャーに感じることなく、プレッシャーだった部分を熱量として返還でき、今では問題点はアイディアのきっかけとして取り組んでいます。
彼女の行っていることには正解はありませんが、世の中に疑問を呈する役割を担っています。
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「何かの分野で頂点に立とうと思ったら、ごく小さな分野を選ぶことです」
「これは全く計画したことではなく、ただ自分のやっていることに夢中になりその熱意を他の人にも伝えた結果です」
「それが役立たずなものをつくることの素晴らしいところで、最善の答えが何か必ずしもわかってないと認めるということなんです」
「世界がどうなっているのかわかっているという頭の中の終えをきるんです」
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突飛で実用性のあまりない、面白い装置をつくっているお話でした。
こういったアイディアを思いつけるということそれ自体が、すごいことだと思います。
歯磨きがつまらないとかそんなことは意識して考えたこともなかったので、実際解法として有効ではないですが目を向けるというだけでもまた違って見えてくることは多々あるんだろうと感じました。
正解がない問いに向き合うということは、明確な失敗がないということでもある、という点が印象的で、そういったところにイノベーションの芽があるのでしょう。
私自身は正解が明確な問いを好む部分がありますが、これからの時代曖昧で思考力が重視されるような問いについて考えるべき機会も増えてくると思うので、アンテナをはって考えられる人になりたいと思っています。