TED talk 先入観のフィルターバブルから自由になろう
目次
要約
私達は考え方の偏りがある世界に生きています。
住んでいる地域によって政治的な派閥・多数派意見も異なり、テクノロジーを介すると自分と同じような考えの人ばかり目に留まります。
そうやって創り上げた自分の狭い世界が全てとなってしまい、自身の考えへの過剰な自信や正しさの偏りが生じます。
それをなくすため、このフィルターを外そうとすることが大切です。
異なる価値観をもつ人に触れ、生活に多様性を取り入れることでそれは解決できるのです。
地方と都市、若年者と年配者、ジェンダーや人種、リベラル派と保守派といった具合です。
そして重要なのは、批判的にならずにお互いの話に耳を傾けることです。
たとえ自分とは違う人であっても、相手を尊重し好きになれるのです。
私見
同じ価値観の人たちで集まることは、きっと楽で居心地が良くて暗黙の了解がたくさんあって、できればそこを抜け出したくないと思うものだと思います。
SNSで繋がる友達は自分がそれまで築き上げてきた人間関係がメインだから同じような考えの人が集まっていて、それを裏付ける根拠なんかも流す友達がいたりもして、まるで世界のほとんどの人はこの考え方をしていると錯覚してしまうくらい、それは強力なものです。
それでも実際は、それはそのコミュニティの中だけの話で、そこから一歩出てしまえばその考え方はもしかしたらマイノリティである可能性すらあります。
フィルターに守られているうちは世の中の全てといっても過言でなかったことが、フィルターを外してしまうと全くもって多数派だなんていえなかったりするのです。
これは恐ろしくても事実で、私は向き合えていないけれど現実で、でもそれを知って認めてその先でまた、得るものがきっとあるのでしょう。